北極星

オタクが好きなように綴っていくブログ。ゲーム感想多め。

空の軌跡FC Evolution 感想

コルダASと並行してやっていた作品。PC→PSP→Vitaと移植された様で、移植に当たってフルボイス化やビジュアル、楽曲等が新しくなった模様。元々は零の軌跡をやりたかったんだけど、どうやらシリーズ物だし調べたら結構評価も高かったので折角だから一つ目からやってみる事にした。

 

◼︎ストーリー

リベール王国を舞台に、遊撃士のエステル(女)とヨシュア(男)の成長を描いた物語。遊撃士(ブレイサーともいう)とは、遊撃士協会に属する民間の何でも屋?みたいな感じ。といっても非常にしっかりした組織で各地に支部が存在し、数多くの遊撃士が所属している。また、どの国に対しても中立の立場を貫くため政治に直接介入する事はない(できない)。が、民間人に危険が及ぶ場合は例外的に関わる場合もあり。民間からの依頼事項も、護衛から魔物退治、落し物の探索、迷い猫の捕獲まで多岐にわたり、それを各ランクに応じた遊撃士たちがこなしていく。

正遊撃士になるためには、準遊撃士合格後、様々な経験を積み全ての支部での推薦状が必要となるため、正遊撃士を目指す二人は修行しながら各地を回る。ちなみにエステルとヨシュアは、エステルが幼い頃に父親がヨシュアを引き取り、そこから家族として生活している兄弟の様な関係。…とざっくりこんな感じ。旅の過程で色々な人と出会い、学び、徐々に大きな波に飲み込まれながら成長していきます。

 

◼︎感想   ※ネタバレ注意!

このゲームは個人的に前半と後半で印象がかなり変わった。前半は正直いうと超・絶つまらなかった…!

え…これずっとこんな感じなの…その内入り込める様になるの…か…?って思いながら無でプレイしてた(個人の感想です)。

原因は恐らく以下

①専門用語がややこしい

クオーツやらオーブメントやら色んな横文字の地方やらでちんぷんかんぷん。設定がしっかりしているため歴史背景等も出てくるけど全く頭に入ってこない。

②移動が全て徒歩

大体途中から空飛べたり呪文使えたりしてショートカット出来るRPGが多い中、徹底して全て徒歩。ある意味リアル。

③アーツが面倒くさい

ブレイサー手帳睨めっこすれば分かるんだろうけど、面倒くさくてほぼ攻略サイト丸写しで臨んでた。

④やっぱり何となく懐古

これに至ってはいくらビジュアルや楽曲を一心して遊びやすくなったとしても、根本的な所やセリフは変わらないのでやっぱり何となく古い感じがした。そしてそれにより痛感したのは、思い出補正ってすごいな…って思った。ももたドラクエ大好きで、今ドラクエ4とか5やってもすんごい楽しめるんだけど、それも多分初めての人だったら古く感じるんだろうと思う。昔、名作名作って言われていたクロノ・トリガーを初めてDSでやった時もやっぱり同じ様に感じたから、RPGはそういうの感じやすいのかも。

⑤主人公に感情移入できない

これが最強にきつかった。このゲームはキャラクターがめちゃめちゃしゃべる。完全に個性が確立されていて、プレイヤー主体というよりはアニメを見ている様な感じ。それはそれでいいんだけど、エステル(女)が最強に合わなかった。いや、悪い子じゃないのは分かるんだ。真っ直ぐで明るい元気な子だよね。ちょっと猪突猛進で空回りしがちだけど、大切な事はちゃんと見失わないそんな子。分かってるんだけどね、まずノリが古い。「あ、あんですって〜!!」の連発。昭和かよ!いや、昭和生まれでもそんな事言わんわ。

それから彼女の暴走っぷり。隠れて様子を伺っているのに我慢出来ず真っ先に飛び出したり、お客さんや先輩にタメ口きいたり。ブレイサー嫌いのモルガン将軍に、一般人を装って話聞いてるに関わらず、興奮してうっかりバラしちゃった時なんてまじで殺意湧いた。君、プロだよね?馬鹿なの?周りもやれやれ…みたいな感じで終わらせてるんじゃねえよ!もっと徹底的に責め立てて二度と余計な口聞くな!ぐらいの勢いで叱り飛ばしてほしい。こういう勢い余って→あっ!→(ももた)イライライライラ!みたいなのがちょくちょくある。主人公には必ず自分の名前をつけて感情移入するタイプなので、この自分の性格とはかけ離れた(かつイラつく)主人公が本当に苦痛だった。

①〜④までは何だかんだ慣れるだろうというのがあった。ただ、⑤に関しては正直続けられるか自信がなかった。このイライラと延々と最後まで向き合っていくのかと思うと耐えられないと思っていたんですが……意外と慣れた。いやー慣れってすごい。後半割と普通だった。まあ彼女が成長して気にならなくなったというのもあるけれど。

あとはティーダが可愛すぎる。なにこの子!もう可愛すぎて萌える。妹になってほしい。お姉ちゃんと呼ばれたいーーー!!博士が誘拐された時は少しイラっとしたが、ほんと健気でいい子。この子のおかげで相当癒された。

基本的に章ごとに地方を回るので、絡むメンバーも変わっていく。最終章で皆が集結してら今まで培った絆が生きる感じですね。章が進むごとに段々と国を巻き込む壮大なストーリーになっていくのは面白かったし、最終章が終わった時は達成感があった。ちなみにももたの最終戦はオリビエとクローゼ。すごく戦いやすいメンバーだった。オリビエのハッピートリガーには非常に助けられた。最終ボスはレベルをかなり上げたにも関わらず、HPの回復で手一杯で全く勝てる気がしなかった(@ノーマル)けれど、攻略サイトみてようやく勝利。ちまちま攻撃してたらあかんかった。攻撃はSブレイク?クラフト?だけで後は回復or補助アーツですね。ようやく勝てた時は感無量だった。そして完全に続編に続く感じで終わったので続きもやりたいと思います。

というかヨシュアの過去が意外とガチでビビった。何か背負っているとは思っていたけども。あの場合、例え更正したとしても罪を犯していたのは事実なのだから償わなくてはいけないのでは…。証拠ないし時効になるのかな。

あと苦労したのがトロフィー集め。結果的に物凄く効率が悪い集め方になってしまい絶望した。まず1周目は何も気にせずプレイしていたので、当然の如くカーネリアを取りこぼし最強武器をもらい損ねる。笑  そして途中から次の周回に向けて魔獣手帳だけでもなるべく埋めておくか、と思い頑張って埋める。そして無事クリア後、二周目に取り掛かろうとしたらですね、トロフィー条件に「一度もリトライせずクリア」ってあるやないか。あれ?ももた何回かリトライしたけど…魔獣手帳の戦歴ってリセットされないのかーーい!!!どうやら戦歴だけのリセットは出来ないようで、泣く泣く集めた魔獣情報も全てリセット。レベルも40は余裕で超えていたためレベルもリセット。最終武器も取り損ね、低レベルに気をつけながらナイトメアをやる気にもなれず、再びノーマルをプレイするという効率の悪さ。まあ装備&ミュラ&クオーツは引き継いだのでリトライもせずサクサク進め、魔獣手帳もコンプ。その後ナイトメアに挑むものの、自信満々だったトレジャーハンターを逃し(三週目…)、絶望と共に最後はイージーでトレジャーハンター取りました。最後である筈の宝箱開けて何も起きなかった時の悲しみったらなかった。しつこいくらい歩き回ったからね!トレジャーハンター取れてようやくフルコンプ。プレイ時間100時間やら戦闘回数なんてむしろ初回で普通に超えてた。ちなみにSブレイクって戦闘が終わる瞬間に発動させれば回数だけ稼げてCPは減らないのでそれに気づいてからは簡単でした。

結構トロフィーのために色々頑張った感があったけど、ストーリーも中々良かったし、最初何だかんだ言ってたけど充分楽しめました。最後のリベール通信特別号は不覚にもうるっときてしまった。ナイアルさん大好き!!

もう少ししたら続編買おうと思う。

 

そして今年最後の更新になりました。来年は、自分や大切な事を見失わず、自分らしく楽しく過ごせたらいいなと思う。色々あるかもしれないけれど、自分が楽しいと思う事をして、日々を大切に生きていこう。当たり前の日々に感謝してこの気持ちを忘れずに前を向いて進んで行きたいと思います!