北極星

オタクが好きなように綴っていくブログ。ゲーム感想多め。

アニメ感想 バビロン

相変わらずペルソナ4やってます。こちらも間もなく終わりに近づいてますが、今回はアニメ感想を。

このアニメは2020年冬クールに放送。今回まとめて一気に最終回まで見終わりました。

 

大まかなストーリーとしてはこんな感じ。

東京の一部に新域という独立自治体を立ち上げようしている日本が舞台で、主人公は東京地検特捜部の正崎善という男性。製薬会社の不正を暴くために押収した証拠品の中から不気味な資料を見つけ、調べていく内に新域に関わる大きな事件に巻き込まれていく…。というお話。

 

ここからネタバレ有です。

 

このアニメは最初は製薬会社の不正から始まるけれど、それはきっかけでしかなくて、大部分を新域に関わる物語で進んでいきます。新域での初めての市長に当選した齋開化。彼は当選した途端、自殺法を成立させる。もちろん当初は皆反対するけれど、彼の背後にいつも存在する女に操られ周囲がどんどん自殺していく。齋とその女の正体とは?目的は?みたいな感じで、後半は最早主人公の正崎とその女の戦いになっていくんですが、、、。

もうね、12話一気に見終わった時こんな感じ。

ぽかーーーーん((((;゚Д゚)

いや途中まではね、すっごく面白かった。むしろ最後の15分くらいまで期待を裏切らなかった。正直、キャラの設定というか九字院さんとかきっとそういう感じ狙ってるんだろうなーでもなんかちょっとなりきれてない感があるなーっていうのは全体的に少し感じたけども後半は馴染んできたし。何なら最後ら辺はかっこ良く見えてきた。そしてそんな事気にならなくなる位の展開で、この人死んじゃうの!?っていう衝撃が多々あり、最終回までノンストップで見たんです。それが本当これ。

ぽかーーーーん((((;゚Д゚) 2回目

※あくまでも個人の感想です。

大統領まで死んじゃうなんて事ある?というか大統領が説得した女の人って曲世さんじゃないの!?うまく説得できてみんな喜んでたけど、曲世さんだったら当然本気で死にたいなんて思ってないだろうし、曲世さんの可能性があるって思ってたのになぜみんな喜んでるの?そもそも本当に別人だったの!?私の頭ではちんぷんかんぷんで、彼女がアメリカにいたのは幻覚なのか本物なのか、本物ならやっぱり大統領と話してた女の人は別人だったのか。

それだけではなく、彼女と市長は何者で最終的に何がしたかったのか。自殺法を制定して?それからどうすんの?君たちどういう関係??

そして曲世さんの能力って結局どういう仕組みでどういう力なの?彼女の声を聞くだけでいう事を聞かせられる能力っていう設定は別にいい。だけど、やらせたい事をそのまま本人に言ってる訳じゃない(と思われる)よね。となると、自分の声で人の脳に催眠術的なものを掛けられるという事になると思うんだけど、彼女が話す言葉に込めた思いに従ってしまう能力でOK?最初は彼女の声を聞く事で単純に脳とか遺伝子とか本能的なものが反応して死にたくなるのかなと思ったんだけど。けど、アメリカで最初に自殺法を取り入れた市長?さんは法律を取り入れただけで生きてるから、電話で話した時に曲世さんが言葉にそういう念を込めたのか。

九字院さんはそういう行為みたいな感覚で我慢できなくなるって言ってたけど大統領は悪い事がしたくてしたくて堪らないって言っていた。曲世さんが言葉に死=悪いという事をまず前提にすり込んで(もしくは元々本能的にすり込まれてる?)、その上で悪い事をしたくて堪らなくなるっていう思いをこめさせてるのか。

ももたの予想では、大統領はどんな欲望よりも知の追求がある意味快楽だから、曲世さんの力は効かないぜ!勝利!みたいな感じで終わると思ったんですよね。それがあんな終わり方…!大統領大好きだったのに…( ;ω;)  折角正崎さんの理解者だったのに。奥さん怪しかったけど。笑

いやー自分でも何言っているのかわからなくなってきた。でも謎が謎のまま終わって悲しい。色々考察されているブログとか読んで、成る程ーとは思ったけれど、それは「答え」ではない訳で。私は視聴者の受け取り方に任せます、的な終わり方は好きではないんですよね。明らかに匂わせて、もはや答え位ならいいんだけども。ちなみに最終回と気付かず翌週を楽しみにしていたという人も多くて笑った。やっぱりみんなそうだよね!?

これは原作もあって、原作の方は終わり方は違う様子だけど、どちらにしても完結はしてないそうなので、アニメでも是非続編でスッキリ解決して欲しい!家族も狙われてたっぽいし。

完全なる隠れオタクのももたは、周囲に見てる人もいないため、この気持ちを誰にも吐き出せずひっそりとここで消化してます。こういう時ブログやっててよかった…!

楽しませて貰ったので時間を返せ、とは言わないけども、ハマった分、もやもやが残るアニメでした。