北極星

オタクが好きなように綴っていくブログ。ゲーム感想多め。

金色のコルダ3 AnotherSky feat.横浜天音 七海

何だかんだで、未だフルコンプならず。実は並行してRPG一本クリアしてます。どんだけ時間かけてんだ…。

 

以下、感想です。 ※ネタバレ有

 

★七海 宗介

安定のいい子。出会い当初は想像以上にメンタル病んでてびびった。「自分の音はゴミクズだうんぬんかんぬん」と叫びながら号泣してぶつかってきた時は今後この子を受け止めきれるか心配になった。

コルダ3でも醸し出してたけど、もうちょっと思春期特有な壁にぶつかる系の悩みかと思ってたよ。。。路上でチェロぶっ壊しそうになってた時点でその片鱗はあったのか?天音みたいな異常な環境のせいだとしてもあれじゃ音楽以前にただのやばい人やで…。つーか絶対こっちのが下手くそだから。退学かかってっから!

まあでもマンションまで案内してくれたり氷渡くんから助けてくれたり基本的に(情緒不安定だけど)優しくていい子。響也とのゲームで性格が変わるのには笑った。普段抑圧されてんのかな…。

家族からも愛情たっぷり注がれてまっすぐ育ってるし、可愛いし気は使えるし天音に行くまではきっとのびのび育ったんだなぁ…と微笑ましく思えた。星奏に行ってたら毎日充実の学生ライフが送れただろうに。ご両親、天音で友達出来てるか心配してたけどそんな次元じゃないくらい病んでましたよと教えてあげたい。反面、函館観光で率先して朝市行きたい!と発言できるメンタルの強さも併せ持つ。いや、さらっと言ってたけど普通萎縮しない?笑 君1番下っ端だからね!氷渡くんなんて旅行中ずっと太鼓持ちだったやないか!

優しくてのんびりしている様で実は熱いものを秘めた子。ハルも言ってたけど、昔はもっと自信に溢れて負けず嫌いだったらしい。妄想癖で少々1人で突っ走る傾向はありつつも、ゲームや野球観戦みたいな趣味を持ってたりお料理上手だったり、天音の中では音楽以外でもちゃんと人生をエンジョイしていて安心する。ハルや新君達とも仲良いし。むしろ天音メンバーで友達がいる人を彼以外に知らない。

珠玉ルートでは、彼も才能を見込まれて天音に入学したものの、中々自分の才能を信じられない。そんな中、アレクセイにマエストロフィールドの種を貰います。格段に音が変わる七海君に違和感を覚え心配するも、手にした力が嬉しい彼は、こちらの言うことに聞く耳持たず。むしろ余計な事を言うなと怒られる。ところが、成長したと真っ直ぐに自分を褒めてくれるハルや必死で練習するみんなを見て、自分のやっている事は卑怯だと自覚します。このままではいけない、例え技術力が落ちたとしても自分で生み出した音で勝負したい、と決意し、アレクセイに種を返却。そしてそのままファイナル、ハッピーエンドと続く。一度手に入れた力を手放すのって本当に勇気がいるのに、逃げずに向き合った点は拍手。大人は色々理由をつけて言い訳してしまうから、若いっていいなぁと思えた。アレクセイもそこまで無理強いしなかった所も割と好感度。というか今までプレイしてきて、アレクセイそんなに嫌いになれないんだよね。謎が多き人。

続いて逆注目。これまたももたはそこまで印象に残らず。彼は年下で頑張り屋の弟的な性格のため、そこを最大限に生かしていた。年の差を気にして大人っぽくなりたい!というTHE.王道ルートでした。

そういうテーマだから仕方ないかもしれないけれど、少し子供っぽさを押しすぎた感は有。パンダの弁当箱がどうこういってたのはもはや乙女。そして彼が大人の先輩として師匠として崇めたのは神南の土岐先輩。いや…気持ちは分からんでもないがちょっと無理ないか。せめて東金部長にしとけや。まあ、2人でこそこそ相談してたり、頑張ってエスコートしようとしてくれてたのは微笑ましかった。土岐先輩も結構ちゃんと付き合ってあげていい奴だなと思った。

最終的には背伸びしないでありのままの君が素敵だよ、となり?終了。いまいち覚えてない。なんかきっかけあったっけ?正直トキメキは全くない無風状態ではあったものの、常に微笑ましかったし、応援はしたくなった。きっとあれだ、彼は大学生くらいになったらすごくモテるんじゃないかな←

コルダは登場人物が多い分、年下枠が3名と結構割合高い。反面ASじゃなければ同い年枠2人だから少し珍しいですね。その3枠がきちんとタイプ別に分けられていて素晴らしいと思う。甘えん坊&チャラい枠、年下ながら自分よりもしっかり者(でも恋愛方面には弱い)枠、純粋でまっすぐな弟枠で、通常どれか1パターンのゲームが多い中で、全パターンを網羅している。あ、志水くんタイプがいないか。まあ彼は中々レアな上被ると困るので除外としても、年下苦手な人でも誰かしらには引っ掛けてやろうという気概はあっぱれ。3人が仲良しで良きライバルというのも好印象。性格的にもバランスが取れているし、これから切磋琢磨して大きく成長して欲しい。